ちいさな幸福感

久しぶりの派遣先

高時給を捨てて
こちらを選んだ　笑

私に幸福感をもたらしてくれる場所

その場所が　初秋に引越ししてから
はじめていくことになった

新しいところは
汚い　笑
と皆が言ってたので
ちょっと怯えてた

でも

新しい場所に着いたとき
その場所に驚いた・・・

もう　何十年も前
私はその前を何度もとおってたし
見ていたこともあった

そこは　私の知ってる人たちがいる場所だった

こんな偶然があるんだろうか・・・

そして　初日
仕事開始直後
皆が手を休めてどこかへ・・・

何かと想ったら
とんど作ったから・・・
と

それは　とんど用の素晴らしいドラム缶に
板切れを入れて火をおこしたもの

みんなで　寒い中
背中をあっためた

あ～
やっぱり私はここが好き

そう想った

火もあたたかいけど
人があったかい

はじめていったとき
小さいバケツにお湯をいれて
缶コーヒーをあたためてくれてた

いろんなところで　
いろんな何かをもらう

ものだけじゃない
何か・・・

私はそれを　受け取って
誰かに　まわしていくように
言われているのかもしれない

高級ホテルでゆったりとした時間をすごすのも好き
そして
ここで　とんどにあたって
幸福感に浸るのも好き

後で知ったけど
とんど用のドラム缶は
手作りとのことだった

ドラム缶にはもち手があって移動できるようになってた
底のほうには穴が開いており　空気を出し入れする
灰をかきだす扉もあり　兆番も
ドラム缶の中には　分厚い板や紙が落ちないよう　網もついていた

これで　サツマイモを焼こう
と誰かが言った翌日には
ドラム缶に　サツマイモをひっかけるところがついていた

凄い・・・

私の周りには　
ふつーのかっこうをした
凄い人がいっぱいいるんだと想った　笑