2017年9月12日火曜日

愚者とは

愚者とは、信頼しつづける者のことだ。愚者とは、自分 のすべての体験を顧みず、信頼しつづける者のことだ。あ なたがだましても、その人はあなたを信頼する。もう一度 だましても、あなたを信頼する。さらにだましても、あな たを信頼する。そうなるとあなたは、この人は愚かだ、学 ばない、と言うだろう。その人の信頼は途方もない。その 信頼はあまりにも純粋だから、それを堕落させることなど 誰にもできない。 
タオイストの意味で、禅の意味で、愚者であるがいい。 自分のまわりに知識の壁を築こうとしてはいけない。どん な体験がやって来ようとも、それを起こらせ、そして、そ れを落としつづけることだ。たえず自分の心(マインド) をきれいに しつづけるがいい。過去に死につづけるがいい。そうすれ ば、あなたは生まれたばかりのまさに赤ん坊のように、現 在に、今ここにとどまる。最初のうちは、それはひじょう にむずかしいだろう。世間があなたを利用しようとしはじ める……そうさせておけばいい。彼らは哀れな人たちだ。 たとえあなたが詐欺にあい、だまされ、奪い取られたとし ても、起こるに任せるがいい。というのも、ほんとうの意 味であなたのものをあなたから奪い取ることなどできない からだ。ほんとうの意味であなたのものを、あなたから盗 むことなど誰にもできないからだ。そして、機会あるごと に、あなたが自分を堕落させる状況を許さなくなると、そ の機会が内側での統合をつくりだす。あなたの魂(ソウル) はさらに結晶化するようになる。

OSHO禅タロット 
大アルカナ 0 
愚者 

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